- 日時 2024年4月19日(金)14:00~16:50【13:30 一般受付開始】
- 会場 イイノホール&カンファレンスセンター Room A / オンライン配信(Zoomウェビナー)
- 主催 NIMS
- 共催 内閣府
- 後援 文部科学省、経済産業省
国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)は、2024年4月19日、戦略的イノベーション創造プログラム (SIP) 第3期課題「マテリアル事業化イノベーション・育成エコシステムの構築」の研究推進法人として、『SIPマテリアルシンポジウム「マテリアルイノベーションエコシステム構築への挑戦」~マテリアル産業からユニコーンを産む~』を東京・イイノホール&カンファレンスセンターおよびオンライン配信のハイブリッド形式で開催しました。
本シンポジウムは、SIP第3期マテリアル課題においてNIMSが初めて開催するオープンイベントです。SIPマテリアル課題の概要・目的、マクロトレンドより導出されるマテリアル産業が注目すべき分野解説、マテリアル分野のイノベーション創出基盤となるデータ駆動基盤、ユニコーンを目指すべく2023年度に採択したサブ課題C1のピッチセッションなどを発表いたしました。参加者数384名(現地:156名、オンライン:228名)という多くのご参加を得ました。
冒頭、須藤 亮 内閣府政策参与・プログラム統括より開会挨拶がありました。
次に、本課題のプログラムディレクター(PD)木場 祥介より、ご挨拶と課題概要に関する発表を行いました。
続いて、デロイトトーマツコンサルティング合同会社の山岸 寛さんから「マクロトレンドより導出される我が国のマテリアル産業が注目すべき分野」と題して調査報告がありました。
ここからは、データ駆動関連講演を2件行いました。
最初にNIMS 源 聡さんによる「イノベーション創出のためのデータ中核拠点の役割と材料情報基盤連携」の講演。続いて産業技術総合研究所 三宅 隆さんによる「産総研が進める データ駆動型マテリアル研究開発の基盤構築」の講演です。
ここから、ユニコーンを目指すべく2023年度に採択したサブ課題C(1)ピッチセッション3件です。
1件目は、大熊ダイヤモンドデバイス株式会社 星川 尚久さんによる「ダイヤモンド半導体を社会実装する」の発表。2件目は、信州大学 手嶋 勝弥教授による「フラックス法育成結晶に基づくシリアルマテリアルユニコーン創出」の発表です。3件目は、NIMS 一ノ瀬 泉さんによる「海水と淡水の出会いが生み出すクリーンエネルギー〜大規模濃度差発電プラントの事業化と世界展開〜」の発表です。
最後に、主催者を代表して宝野 和博NIMS理事長より挨拶を行い、閉幕しました。
以上